UEMOA 備忘録

UEMOA の設立の目的は、(1)加盟国間の経済金融活動の競争力強化、(2)加盟国間の経済 パフォーマンス及び経済政策の収斂、(3)共同市場の形成、(4)経済政策の調整、(5)共同 市場の運営・法律の制定・税制の調整であり、単なる通貨同盟を超えて、関税同盟や経済共同体創 設を可能とする枠組みの形成が意図(正木響「西アフリカ(経済)通貨同盟の成り立ちと近年の動向(前編)-旧宗主国フランスとの関係を中心にー」アフリカ Vol.54 秋号 42 頁(2014)。)

4条に記載されてます。

同機関が決めたことは国内法規を超えて直接適用されることになります(6条)。

構成機関は以下の通り(16条)

首脳会議( Conférence des Chefs d’Etat et de Gouvernement)→大きな枠組みを決める(17条)。同協定の追加をする(19条)。

閣僚理事会(Conseil des ministres)→その枠組み実施する(20条)。年に2回開催(同条)。委員会提案の法律事項を採択するが、その提案の修正をする場合全員の同意が必要(22条)。委員会に施行規則の採択を委任することができる(24条)。

委員会(la Commission) →協定の発展等のため首脳会議や閣僚理事会に答申。閣僚理事会のコントロールの下、法規の実施。予算の実施など(26条)。

議会(Parlement)→民主的統制のために設置(35条)。いわゆる委員会などの監視役(36条)。

その他、司法院(la Cour de Justice)や会計検査院(la Cour des comptes)などがあります(38条)。

財政は、域内の関税や間接税などによってます(54条)。付加価値税が決められ、各国の間接税にとって代わることになります(55条)。

共同市場について、関税障壁や非関税障壁などを廃止し、域外関税を設置すること、公的助成金並びに公的企業ないし私的企業に適用される域内競争法の設置、人の移動の自由、サービスの自由並びに資本の自由の原則を実現することなどが規定されている(76条以下)。

以上の通り、アフリカにおいては、国ごとという狭い範囲ではなく、文化圏や商流で進出する場所を検討するのが適当です。

クリックしてTraitReviseUEMOA.pdfにアクセス

ちなみに、Fidèles aux objectifs de la Communauté Economique Africaine et de la Communauté Economique des Etats de l’Afrique de l’Ouest (CEDEAO)と記載されている通り、ECOWASがUEMOAの上位にあたりますね。

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