HIV治療薬とアフリカ

ある方よりHIV治療薬がアフリカで必要である旨連絡が入った。これ自体はあまり驚くことではない。但し、治療薬はそれ相当の金額が必要になり、製薬会社が利益を出すことができるのかが課題だ。援助では製薬会社はやっていけない。

スキームとしては、ODAベースにして補助金を使用することが考えられる。しかし、治療薬を安くしても、関税や運送費を考えると馬鹿にならない。政府に売りつける方法も考えられる。キャッシュが豊かな政府であれば問題は少ないが、大体は困窮し援助に頼っている場合が多い。政府に売りつけるといっても、ニーズがある人間に届くかというところで上手くいかない場合もある。そうすると建前と現実のギャップがありすぎて、CSRとしての活動にも繋がらない。

関税を賦課させないために政府を巻き込むことが必要になる。さらに、治療薬には薬事法関係の手続が必要になる。そして、適切な医者の理解も必要だ。多くのハードルを乗り越える必要があり、政府高官レベルで対応しなければならないであろう。

援助にしてはならない。継続可能なスキームを考えるとすると、非常に面白い課題だ。しかし、様々な製薬会社がHIVについてアフリカで調査していると思われるのに(ザンビアではアメリカ政府も調査している様子であった)、十分な調達ができないのかしっかり考えておく必要がありそうだ。ニーズだけでは駄目で、企業に利益がでないと実現が難しい。

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